意気揚々と宅建について語っていた数か月前から、今に至るまでに気力が・・・
どうも、船長だぞ!
10月15日(日)に試験を受けていた船長であったが、つい先日(11月21日)に合否の発表があった。
まず言いたいのは、受験から結果発表までの期間が長い!
いつまで宅建のことを気にしながら過ごさないといけないのか!!!
と少し思ったりもしたし、発表の数日前からは、ずっと宅建の予想点ばかり気にする毎日で、SNSや宅建をまとめたサイトを見たりして悶々としていた。
こう長々と書いて結果をお伝えしないのもどうかと思うので、言ってしまうと・・・
合格していたぞ!!!!!!
まさか合格できるとはね(笑)
2回目の受験にしてリベンジを果たすことに成功した!
前回受験したのは大学生の頃で、2019年度のことであったから、4年越しでのリベンジとなった。
恐らく合格点ギリギリレベルだと思うが、合格は合格だ!
試験後の自己採点では、思うように点が取れていなかったことから、とても不安で眠れぬ夜が続いた。(数日でおさまったが)
いっそのこと、落ちたと思って過ごそうと宅建を忘れて過ごしていたのだが、やはり人間は気に性だ(笑)
合格発表の数日前からは、予想点についてまとめているSNSやサイトを何回もめぐり、個人的にまとめたりもした。
それでも落ち着かず、何かと忙しくしてみたり、忘れるよう努力もした。
受験後の自己採点では、もっと勉強できたはずなのに、もっとやる気出せたはずなのにと自責の念に駆られていたことを今でも思い出す。
各予備校や予想屋の予想合格点をみては落ち込み、発表までものすごく長い時間だったなと振り返ると感じる。
実際に、受験後には落ちたと勝手に思っており、来年の受験を少し考えていたりもしたが、燃え尽き症候群というべきか、他にもやることが多くあったからかわからないが、勉強に身が入らず、年明けに考えてみようと思っていたほどだ。
それがまさかの合格ということで、自分自身なんというか「棚ぼた」状態で、良い意味で落ち着かなかった21日であった。
少しだけ今回の受験に関して独学という視点から話したい。
船長は独学ということで、予備校であったり塾に通うことがなかったので、諸費用はテキストの購入と受験代くらいであったので、おおよそ1万4千円くらいかけて今回の結果に至った。
どんなテキストを使っていたかは、またの機会に詳しく記事にしたいと思うでお待ちください!
テキスト自体は3冊購入しており、①教科書 ②一問一答 ③予想問題集を使っていたが、一問一答に関してはネットでも良いものが転がっているので購入しなくても良かったと今では思う。
もっとも重要だったのが予想問題集だったと思う。
なぜなら独学なため、現状の実力というものを計るものがなかったので、思うように解けなかった自分への喝と苦手分野の分析を一気にできた部分ではとても感謝している。
また、宅建は世間一般に手軽な勉強で合格できる簡単な試験と思われているが、額面通り受け取ると少し痛い目に合うかもしれない。
法律(宅建でのメインは民法等)の知識が0だと最初は苦労するかもしれないからだ。
船長は運良く、学生時代に少しだけ法律に触れることがあったため、ちょっとした法律用語に苦労することもなく、理解が進んだのは助かったところだ。
推奨される学習時間は200~400時間程といわれており、人によっては一か月の勉強期間で合格したという報告もあるくらいだ。
しかし、200時間で考えても、1日2時間勉強したとて100日だから三か月ほどはかかることになるから、勉強に対して抵抗があったり、苦手意識があると辛いところではないかと思う。
そんな船長も勉強が苦手なたちで、なかなかに苦労したのだ・・・
それでも独学で合格できたことはちょっとうれしいところでもある!
塾等に通うことで勉強する環境を強制的に作ることは非常に強いと思うが、いかんせんお高い・・・
コスパが良い(難易度のわりに資格としての有用度が高い)ことで知られる宅建においては、できるだけコストをかけずにさらっととっておきたいところもあるだろう。
受験に際してリーズナブルに済ませたいと思われているのなら、独学の受験をおススメするが、ここからはメリット・デメリットもあるので紹介する。
まずはデメリットから!
精神面の安定!
精神面?と思われるかもしれないが、これは非常に重要である。
なぜなら勉強に慣れてる人間なら問題ない事かもしれないが、勉強に慣れていない人間からすると苦痛なこともあるのだ。
そんな時に、過去問を解いても結果が出なかったり、思うようにいかないと人間は少し気落ちしてしまうものだ。
そんなときに切り替えることができる何かを準備しておくことをおススメする。
船長の場合は、励ましてくれるとても大切な人が運よくいてくれたため、メンタル面は安定していたのが非常に大きかった。
その人には感謝してもしつくせないくらいの恩があるとおもっている。
いつかお返しせねば!いやお返ししたい気分である!
もう一つデメリットをあげるとすれば、それは・・・
勉強への取り組み方!
船長は宅建の予備校や塾に通ったことが無いのでどの様に勉強を進めるのかわからないが、自分で計画立てて動けることが独学の前提であると思う。
船長は大学受験に失敗しており、浪人経験があるのだが、それがうまく反省材料として活きたのが良かったと思う。
基本は自宅での勉強だったので、誘惑というものが周りにゴロゴロ転がっているから、それをいかにして避けるかが重要だ!
船長はゲームやドラマ・映画が好きなので、家にいるとたいていどれかをしている(観ている)ので、それらをやるためにはまず勉強をしてから、勉強後の報酬としてそれらをやることを課したり、とりあえず起きたら教科書を少し読んでみたりと、勉強するタイミングと時間の確保を計画することができたことが良かったと思う。
それでも乗り気じゃないときは、なんとなくでいいから教科書を見る(読むというか眺める程度)ということをして、徐々に勉強ができる体制を作ったりもした。
勉強することにおいての一番のネックがやる気だと個人的に感じるのだが、その点は勉強へのハードルを一気に下げることが大切だと思う。
やる気が無かったらとりあえず教科書眺めるだけでいい!
そこから「あれ?やる気出てきた!もっとしっかり読んでみるか!」となったりするものである。
もし、やる気が出ずに困っていたらぜひ実践してほしい。
さて独学のメリットは!
リーズナブルに受験できる!
リーズナブルといってもまず受験費用だけで8,200円するので受験するだけで一定のハードルがあるのは覚悟してほしい。
といっても他資格の受験費用相場があまりわからないため一応国家資格になるから高めなのかな?と思ってみたり。
また塾等に通うとなると費用がかさむことに・・・
お手頃なところでも2万円程で独自のテキストや問題集のセットが販売されていたり、塾に通うとなると2桁万円かかることも・・・
すべてのテキストや塾を否定する訳ではないが、受験資格がなく、コスパが良いといわれている資格なため、もっと受験に対してのコストを下げたいと思う人がいると思うので、そういった方々へ向けてお伝えしたいと思う。
まず、教科書なるものは書店やAmazon等の通販サイトで購入されることをおススメする。
おおよそどの教科書も2,000~3,000円程で購入できるから、これは購入しておきたいところ。
過去問や一問一答といったアウトプット系の教材に関しては、正直なところネットにたくさん転がっているのでそちらをおススメしたい。
課金制のサイトもあるが、基本無料なので気軽に試してほしいし、かなり使えるのでおススメだ!
あと、船長はやらなかったが、無料で模試を行っているところもあるみたいなので、そちらの受験をしたり、YouTubeで「宅建」と検索するとかなり宅建に関して解説している動画があるため、通勤・通学の隙間時間に視聴するとタイパ的に良いかもしれない。
意外と無料でできることが多くあるので、テキストだけ購入してあとは無料の物に頼るだけでもかなり捗るのが宅建の良いところかもしれない。
工夫次第でかなりコストカットできるので、受験を考えている方がいたら参考にしてもらえたらなと思う。
もう一つ、あえてメリットをあげるとすると・・・
勉強時間を選べること!
塾等に通うことになると、強制的にプライベートの時間が削られてしまうから、社会人であればそれは大きな苦痛になると思う。
もちろん、学生であっても友人との付き合いを優先したいときもあるだろう。
そんな時、隙間時間や寝る前の遅い時間等の選んだ時間だけ勉強できる独学は強い!
自分で計画立てるから、臨機応変な対応もしやすいだろうし、乗り気じゃないときは休める・・・
いや、休みすぎは良くないが、どうしてもという時は休める強みがある。
とにかく、勉強に縛られたくない!という方にはおススメであるが、計画はしっかり立てよう!というところではある。
そんなこんなで長々と紹介してきたが、宅建は受験資格がなく、独学・低コストで合格できる門戸の広い資格だと思うので、興味を持たれた方がいたら、チャレンジすることを検討してみてほしい。
学生なら就活に活きるかもしれないし、不動産関係のお仕事をしている方にはステップアップに、また何か資格が欲しいなと漠然と思っている方や、とにかく資格が欲しい資格マニアの方にもおススメしたいコスパの良い資格だ。
最後に、ここ数年の宅建試験は難易度が上がっているといわれており、特に民法に関しては、かなりの難度だと評価する人もいる。
宅建を教える講師のYouTubeをいくつか見たが、みな民法の難しさについて語っていた。
ある講師は宅建のテキストの範囲外まで出題が及んでいることから、民法のテキストも購入するべきだと主張されていたので、不安であれば民法のテキストも購入されることを検討してみてはどうだろうか。
宅建のテキストもそうだが、一度手に取って、自分の分かりやすいものを購入されるのが一番だと思う。
ずっと、数か月は見ることになるので、一番抵抗のないものを選ばれることをおススメする。
船長の宅建合格報告から少しそれたが、これで宅建受験の大まかな概要を知ってもらえたらなと思う。
これから受験する方の参考に少しでもなれたら幸いだ。
ということで今日はこの辺で!
いつか、船長が使っていたテキストや過去問のサイトも紹介するので、すこしお待ちください!